ベルギー政府は22日、同性愛者の結婚を合法的に認める法案を閣議で了承した。近く議会に提出され、来年初めにも施行される見通し。今春から施行されているオランダに続いて世界で2番目の同性愛者の結婚が可能な国が誕生することになる。 オランダでは今年4月から結婚を異性間に限定せず、ゲイやレズビアンのカップルの結婚が合法的にできるようになった。条件さえ満たせば養子を取ることもできる。ベルギーの今回の法案では養子制度は認めていない。 オランダなどでは同性愛への偏見は性の差別とみなされており、90年代に入って本格化した性差別撤廃運動の末に今回の結婚が施行された。
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