ベルギーが世界で2番目に同性婚を法制化してから、6ヶ月間で139組のゲイカップルが結ばれた。
この数字はフランダースのLGBTグループ、Holebi によって発表された。これは9月までにベルギーの6つの都市で登録された結婚式の数を元にしている。
同国第二の都市でフランダースの州都であるアントワープは、ゲイウェディングの数では一位で、64組が結ばれた。続いてヘントが32組、ブリュージュとリエージュが15組、ブリュッセルが11組、シャルルロアが2組となっている。そしてカップルの3分の2は男性とのこと。
人権グループは、その期間のゲイの結婚が、6つの都市の全ウェディングの4.7%を占めていたと話している。
現在ではゲイカップルは、異性愛の既婚者とほぼ同等の権利を享受している。しかし養子縁組に関しては、レズビアンのカップルで血のつながった母親が合法的な片親として認められるだけだ。
ベルギーでは、同性カップルの結婚許可が6月から始まった。その数週間後には、カナダの裁判所が国のゲイ婚姻禁止令を退けた。オンタリオ州の控訴裁判所はこの禁止令を違憲として、同州でゲイがすぐにでも結婚できるとの判決を下した。ブリティッシュ・コロンビア州裁判所がこれに続き、カナダ連邦政府も来年にゲイの婚姻を法制化することが見込まれている。
翻訳&記事の解説:ワタル
(ワタル:埼玉県在住/翻訳スタッフ)
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