ブッシュの声明に対する抗議集会、各地で開かれる

 
 

[ブッシュの声明に対する抗議集会、各地で開かれる]
 24日・火曜日夜、サンフランシスコ・ロサンゼルス・ニューヨークで、ジョージ・ブッシュ大統領が同性カップルの結婚を禁止する憲法改正を支持したことに対して、群衆が集まって抗議をした。

 シスコでは、天候の悪い中、ハーベイ・ミルク広場に、約200人がはためく巨大なレインボーフラッグとともに集まった。新婚の同性カップルやその子どもたちもおり、「平等ほど価値のあるものはない」と口々に述べた。

 バークレーから来たバプティストの牧師・マーク・ウィルソン師は、ブッシュ政権が政教分離をあいまいにしていると指摘し、「これは、宗教の問題ではなく、何が正しいかの問題だ」と群衆に語りかけた。さらに、結婚の定義がそう簡単ではないことを説明し、「私たちはあらゆる(種類の結婚の)場合を定義しよう!」と叫んだ。

 集会は、バート・バカラックのおなじみの「世界は愛を求めてる」(“What the World Needs Now Is Love”)を大合唱して終わった。

 イベントを組織したNGLTF(全米ゲイ・レズビアン・タスクフォース)によれば、ニューヨークでは市のGLBTコミュニティ・センターに350人が集まり、「私たち家族を政治的なフットボールに使うな」などと書いたメッセージを持ち寄った。

 ロサンゼルスでは、ウェストハリウッドのサンタモニカ大通りで車を止めて行われた集会に400人以上が集まった。市議会で行動を起こすことを宣言した市議会議員もいた。他の地域同様、その地のLGの活動家の大半が集まった。

訳&記事の解説:伊藤

 

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