[ニューヨークでも同性カップル結婚への動き]
26日午後、ニューヨーク州のハドソン渓谷にある小さな村、ニューポルツの26歳の村長ジェイソン・ウェスト(緑の党)が4組の同性のカップルを結婚させると宣言した。「私たちの社会には、投票行動や役職で差別する権利がないように、結婚で差別する権利も全くない。同性愛者の結婚を禁止したがる人々は、ローザ・パークスをバスの後ろに座らせようとした人と同じだ」。
《注》ローザ・パークスは、1955年、モンゴメリーで白人乗客に席を譲らなかっために逮捕され、有罪になったアフリカ系女性。これを機に「パス・ポイコット運動」から公民権運動の大きなうねりが始まる。「公民権運動の母」と言われる。
ジェイソン村長は、ニューヨーク州で合法的な結婚許可書なしで、結婚式を挙げるという。州法では結婚許可書が発行されなかったからといって、必ずしもその結婚が無効になるわけではないという。ニューポルツ村は、ニューヨーク市の北75マイルにあり、州立大学のキャンパスを持つ。
訳&記事の解説:伊藤
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