[サンフランシスコ市同性婚許可〜その後・7/最新の世論調査]
無所属のフィールドポール社が、2月18日から22日までの間(ブッシュの憲法改正表明以前)、登録有権者に対して行った調査によれば(26日発表)、あまりに狭くて測れない程度の差だが、カリフォルニア州民は同性婚に反対している。しかし同時に憲法改正にも反対している、という結果が出た。
この世論調査によれば、同性婚については、44%が賛成で、50%が反対。フィールドポール社は、「誤差を考えると大差なく、デッドヒートを演じているというべきだ」としている。
また、同性婚を禁止するような憲法改正については、55%が反対で、40%が賛成。同性婚は反対だが、憲法を変えるまでしなくても、各州にまかせればいいという層がいることがわかる。
カリフォルニア州の長期傾向としては、明らかに同性婚支持へ動いている。1977年の第1回調査に比べると、賛成が16%増で、反対は9%減。すぐにではないが、いずれは逆転の可能性があるとることができる。
年齢別に見た時、18歳から29歳は58%が同性婚支持、65歳以上では支持はたったの26%になっていることからも、将来の逆転がうかがえる。
なお、支持の最も強い地域は、当然のことだが、サンフランシスコベイエリアで57%。支持が反対を上回っているのはこの地域だけである。
訳&記事の解説:伊藤
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