尾辻かな子さん |
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8月13日、東京で行われた「東京レズビアン&ゲイパレード2005」の開会式で、大阪府議会議員の尾辻かな子さんが「今日はみなさんとレズビアンとして歩きたい」とカミングアウト、そのままパレードにも参加した。 尾辻さんは大阪府議会で最年少議員(30歳)として活躍しており、「虹と緑の500人リスト・運動」会員など多様な市民運動にもかかわっている。 尾辻さんは共同通信のインタビューに対し、「偏見と差別を恐れて多くの人が黙っていることを余儀なくされている中で、問題の所在を明らかにし、偏見と差別の悪循環を絶つために」カムアウトしたと語っている。「私は、子どもたちが同性愛であるというだけで悩んだり困難にぶつかったりすることがないようにしたい、自分と同じ思いをさせたくない」。 尾辻さんは、同時に『カミングアウト—自分らしさを見つける旅』を講談社から出版した。 なお、尾辻さんのカミングアウトは、アメリカ・イギリスなどのLGBTニュースサイトでも報道されている。 一方、「東京レズビアン&ゲイパレード2005」は、隊列参加2432人、沿道応援・シンポジウム参加約1,000人の計約3,500名参加を記録し、無事終了した。
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