『ブロークバック・マウンテン』3月4日から日本公開 |
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今年のアカデミー賞の有力候補となっている『ブロークバック・マウンテン』がいよいよ日本でも公開される。 3月4日の東京・渋谷のシネマライズで先行ロードショーが始まり、3月18日から全国公開となる。詳しくは、『ブロークバック・マウンテン』の日本公式サイト(←こちらからどうぞ)を参照。 この映画は、1960年代前半の米国を舞台に、カウボーイ同士の恋愛を描いたもので、同性愛を理由に上映を拒否する映画館チェーンが現れるなど、全米で話題となっている。 『ブロークバック・マウンテン』のサウンドトラックにも楽曲“He Was A Friend Of Mine.”を提供している、カントリー界の大ベテラン、ウィリー・ネルソンは、新たにカウボーイ同士の愛を描いた歌“Cowboys Are Frequently, Secretly (Fond of Each Other)”[カウボーイたちは、しばしばひそかに(お互いを好きになる)]を iTunes 限定でリリースした。 この歌は、1981曲にテキサス生まれのシンガーソングライター、ネッド・サブレットによって書かれたが、注目を浴びないままだった。ウィリー・ネルソンは「今こそこの曲が世に出るタイミングだ、私は今まさにドアを開けようとしている」と述べている。 また、日本公開に先立ち、アン・リー監督(51歳/台湾出身)は、朝日新聞のインタビューに答えて、「愛というのは理解しがたいもので、謎に満ちている。そして、それは気づかないうちに失っていく。人生を後悔しないためには自分の心に忠実であれ」という想いを映画に込めたと語っている。 原作であるアニー・プルーの短編小説を読んだ時、出会った時の気持ちを20年間も追い求める物語が脳裏を離れなかったそうだ。 アカデミー賞(日本時間3月6日発表)に関しては「気にしていないふりをしているが実はとても気になる。同性愛をテーマにした作品で作品賞を取ったものはまだないから」と述べた。 記事のまとめ:伊藤
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