Rainbow Talk 2006〜3月5日・東京(第1回)
〜 同性カップルの生活と法律 〜
当事者たちが問う 同性カップルの暮らしやすい社会とは

【シンポジウム 趣旨説明】

 同性同士のカップルで生活を営んでいる人たちは、異性同士のカップルならば得られるような利益や保障、あるいは社会的承認を得られないまま暮らしています。ところが実際にどういったことに困っているのか、また何を望んでいるのか、といった具体的な内容については、あまりよく知られていません。

 海外に目を向けてみると、さまざまな国や地域において、同性カップルの具体的なニーズをみたすための法制度が続々と誕生しています。もちろん日本のようにいまだ議論がはじまっていない国や、逆に同性カップルの関係性を法律で禁止している国もたくさんあります。ところが、こういった国々の法制度の内情について、一般の人たちだけでなく、当事者たちでさえも正確な理解は得られていません。

 現在、日本に暮らしている同性カップルの当事者たちは、何に不安や不満を感じているのでしょうか。そして、当事者たちが考える自分たちの暮らしやすい社会とは、どういった社会なのでしょうか。さらに当事者たちの声は、どのように実現していくことができるのでしょうか。

 このシンポジウムでは、さまざまな状況におかれている当事者たちの声をもとに、法律の専門家を交えながら、いまそこにある不安や不満を理解し合うとともに、これからの課題をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

 

【プログラム】

日 時 2006年3月5日(日)12:00開場 13:00開演
場 所 学習院大学・西5号館302教室
豊島区目白1-5-1(JR山手線目白駅徒歩1分)
主 催 LOUD(レズビアンとバイセクシュアル女性のためのセンター)
参加費 500円(参加費は資料代・会場賃料等に充当し、余剰分はLOUDへのカンパとさせていただきます)
12:00-13:00 開場・受付(写真展開催)
13:00-13:05 開演・ご案内(総合司会・谷口洋幸)
13:05-13:15 ご挨拶 「レインボートーク2006について」(尾辻かな子(大阪府議会議員))
13:15-13:55 基調講演 棚村政行教授(早稲田大学法科大学院)「日本における同性パートナーシップの法的保障の可能性」
13:55-14:10 休憩
14:10-16:00

パネル・ディスカッション「当事者たちが問う同性カップルの暮らしやすい社会とは」

14:10-15:40 トークセッション
パネリスト
・大江千束(LOUD代表)
・野宮亜紀(Trans-Net Japan(TSとTGを支える人々の会)運営メンバー)
・石坂わたる(東京メトロポリタンゲイフォーラム共同代表)
・藤生貴史(子をもつトランスの会 "クローバー" 代表)
ゲスト・パネリスト:棚村政行(早稲田大学法科大学院教授)
コーディネーター:尾辻かな子(大阪府議会議員)
15:40-16:00 総括討論・質疑応答
16:00 閉会・ご挨拶(総合司会・谷口洋幸)
  ※パネリストのプロフィールなどの詳細は「RT2006 東京シンポジウム第1回 同性カップルの生活と法律」のサイトをご覧下さい。
他会場の情報 東京(第1回)のほか、大阪、香川、札幌、東京(第2回)においても開催いたします。詳細は「Rainbow Talk 2006 同性パートナーの法的保障を考える全国リレーシンポジウム」のサイトをご覧下さい。

 

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