嘆願書については、以下のフォーマットに日付/氏名など所定事項をご記入の上、コピー&ペーストして「チームS電子オフィス」shayda@da3.so-net.ne.jp
宛送信してください。(日付を忘れないでください!)
2001年 月 日
法務省入国者収容所
東日本入国管理センター所長
酒井 明 殿
6月20日の仮放免不許可決定に抗議し、シェイダさんの仮放免を求める嘆願書
暑い季節となりましたが、貴所におかれましては適正な入管行政の実施に余念のないものと存じます。
さて、私は先日、私の知人であるイラン人男性、シェイダさんが4月27日に貴収容所からの仮放免を申請したとところ、6月20日に貴収容所が仮放免を不許可とする決定を下したとの事実を確認いたしました。この決定につきまして、以下に意見を申し述べさせていただきます。
(1)シェイダさんは難民である
第一に、シェイダさんは同性愛者を死刑に処す刑法をもつイランから迫害を逃れて来た難民であり、本来、ただちに難民認定もしくは特別在留許可が与えられるべきであって、収容所への強制収容という処遇は適切ではありません。
(2)1年を越える収容は非人道的である
第二に、シェイダさんは昨年5月に東京入国管理局の収容場に強制収容されてから一年以上を経過しております。一年を越える強制収容は、被収容者の心身を蝕む非人道的なものであり、貴収容所におかれましても、収容一年を越えた被収容者については通常、仮放免を行っているところと認識しております。
(3)シェイダさんに逃亡の恐れはない
シェイダさんは現在、日本において難民認定と在留権を確保し、同性愛者として合法的かつ平穏に生活することを求めています。このようなシェイダさんが逃亡することは、自らを不利益にさらすことであり、その様な行為を進んですることはとうていありえません。
上記(1)〜(3)に照らして、貴収容所がこの度行った仮放免の不許可決定はまったく人道に反する上、貴収容所が行っている被収容者の仮放免申請についての通常の扱いにも反するものであり、私は、上記決定について強く抗議を行うとともに、貴収容所がシェイダさんを速やかに仮放免するよう、ここに強く嘆願いたします。
氏名 _____________________
住所 _____________________
メッセージ
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